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【イケ女紹介】EnNa様

EnNa様
ーEnNa様は20代後半〜30代前半の4年間で鬱を患っていましたが現在は寛解したと聞きました。それらの原因や寛解した決め手は皆様が気になると思いますので教えてほしいです!

鬱の直接的な原因は、一時期、精神的にショックな出来事が続いたことと、過労による神経の昂ぶりや不眠が続いたことです。鬱になる前までは少なからず完璧主義的な考え、白黒思考がベースにありましたね。年齢を重ねていくに連れて訪れるさまざまな変化に、肉体も精神も順応していけなかったから鬱になったと感じています。

ー完璧主義や白黒思考だという当事者は多いですね!そこから寛解される過程が大変興味深いです!

寛解に至る道のりは、なかなか大変でした。鬱が長引いた1番の原因は過去へのこだわりだったと思います。鬱になる前はずっと我慢をして大人のフリをしていたので反動からワガママな振る舞いしかできなくなったこともありました。
そして鬱になると、周囲は甘やかせてくれます。サポートも惜しみなくしてくれます。急性期では勿論、全ての責任から抜け出し、周囲の力に感謝しながら療養をするのが正解だと思います。
けど当事者の視点から見ると、回復の過程では徐々に甘えを脱していくリハビリ期をどう過ごすかが、寛解に関わる大切な期間のように感じました。
正直に話すと、私は一時期、治りたいけど治りたくないという複雑な心境になりました。
あれだけ治りたいと願っていた鬱ですが療養期間が長引けば長引くほど治るのが怖いに変わっていったのです。

ー経験者ならではの深さと説得力を感じますね。最終的にどうなったのか気になります!

私が寛解するキッカケになったのが母の言葉です。
「お母さんは、またあんたが朝にいってきまーすって元気な声で仕事行く姿が見たい。望むのはそれだけだよ。いってらっしゃいって見送る日々がどれだけ素敵な毎日だったか気づけたよ。当たり前って有難いね。感謝だね。けど無理はしなくていいからね。自分のペースで向き合っていけばいいんだからね」。
この言葉を聞いたとき、シェルターから一歩踏み出す勇気が持てました。
治りたくないとまで一時不安になりましたが今の方が幸せです。義務と権利、両方持ってる今が、不便で、便利で、不自由で、自由で、イライラしたり、喜んだり、感謝を忘れたり、感謝の気持ちでいっぱいになったり、しっかりしたり、うっかりしたり。両方あるからです。
不完全な世界で生きる。これが生きるってことなんだと改めて知ることができました。

ー「生きる」ということを改めて考えさせられます!療養期間はどのように過ごされていましたか?

季節に沿った暮らしに目を向けてみました。春夏秋冬、四季がハッキリしている日本ですので季節の恵みや季節ごとのイベント行事を楽しむことにしました。
時間が沢山あったからこそ出来た暮らしかもです。こうゆう暮らしをやってみると、ちょっとしたことに感謝したり、感動するようになりました。豊かな感情が戻ってきました。

ー1年の四季がハッキリしている北海道在住者にとっても励みになるヒントです!寛解した現在の生活の楽しみはありますか?

好きなときに誰の干渉も受けずに、好きなことができる自由。自由を謳歌しています。例えば自分が稼いだお金で大切な人たちにプレゼントを買ったり、ご飯に行ったりできることが嬉しいです。
翌日仕事がない日やご褒美に好きなことしてokな日を設定して自由きままに楽しんでいます。特に飼い猫と戯れる時間なんて最高の癒し時間ですね。
普段は自分の心身や身の回りの空間、持ち物を整えていますが、たまには何も考えずに、だらだらしたいですよね(笑)
やる時とやらない時。このメリハリさえあれば、極端に自堕落になることはないかなと思っています。

ー上手に生きて生活をするヒントが詰まっていますね!これから当交流会に参加をされる皆様&参加を検討されている方に向けてEnNa様より勇気付けのメッセージをお願いいたします!

私は鬱になる前は、自分に無頓着でした。よく言えば、自己犠牲的な精神を持っているとも言えますが、それはあまり良い結果を生みませんでした。 人を助けたり、心配する前に、まずは自分を満たしてあげることが大切だと気づきました。 自分で自分を満たす泉を持っている人は、いずれ人の渇きも癒してあげることができます。頑張りすぎた人には安らぎの時間が大切ですし、絡まった糸は力任せに引っ張るのではなく、ほぐすことが必要だと感じます。 分からなくなったら、分かるところまで戻る。私はいま、鬱期間に学んだこの生き方を大切にしています。
自分にとっての幸せの形を知っていくと、自分と仲良くできるヒントを見つけることが出来ると思います。迷ったとき悩んだときは、自然の中に身を置くと、色々な癒しやキッカケがあるかもです。 人と違って自然は、急かしたりしないのでおすすめです^^

【インタビューを終えてみて】
20代後半〜30代前半の4年間に鬱を患ってから現在は寛解をしている状況にあるEnNa様。そんな貴重な経験を持っているEnNa様から発せられる経験を通した言葉の一つ一つからは「生きる」とはどういうことなのか?の本質がギッシリと詰まっているようにインタビューを通してヒシヒシと感じるものがありました。それは普通に生活をしていると、その生活に慣れてしまって忘れてしまいそうなことですが、定期的に思い出したい「生きる」上での原点が人それぞれにあるのではと思います。

EnNa様はその貴重な経験があったからこそ誰よりも、その原点の大切さ、重みを忘れずに持たれていることがインタビューを通して伝わってきました。何かしらの生きづらさを抱えて現在を過ごされている方にとっても、この経験談は考えさせられ忘れていたものを思い出しますし、自分にとっての幸せの形を認識していく大きなヒントになるかと思います。
EnNa様からの経験談と言葉からは今を悩まれている方にとって大変心強く味方になってくれる勇気付けが詰まっていますね!
この度はインタビューに協力頂いて大変感謝をしています。ありがとうございます。

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2024年09月25日 20:57

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